夕張駅
北海道夕張市~夕張支線の終着駅
掲載日2023年3月
(撮影取材日2018年11月)
|
|
北海道夕張市の夕張駅です。
夕張駅は2019年4月に廃線となった夕張支線の駅で、終着駅となる駅です。
この駅の開設は1892年ですが、2度の移転を繰り返しています。3代目となる現在の駅は1990年にホテル前に開設されています。
夕張支線は1892年に追分駅と夕張駅間が開業したところから始まっています。
このとき、のちの石勝線からの分岐駅となる紅葉山駅(新夕張駅)が開設されています。
夕張支線は夕張の炭山で産出される石炭を輸送するために、北海道炭礦鉄道により開設されました。
その後1906年に国有化されていますが、石炭産業の衰退等により、2019年4月に廃線となりました。
夕張支線の2016年度の乗降者数は1日におよそ80人で、収支状況は収入が10,000,000円に対して、支出が176,000,000円でした。収支は1億6千6百万円の赤字ということになります。
上の写真は夕張駅の駅舎を撮影したところです。
観光案内センターが駅舎の中に入っていますが、夕張駅は無人駅です。
※取材時において夕張駅は営業されていましたが、2019年4月夕張支線廃線にともない掲載時では廃止となっています。
|
|
|
終着駅らしい風景となる場所。
雪に覆われていますが、車止めと線路の終端です。
|
|
|
夕張駅のホームを、駅舎から少し離れたところから撮影したところです。
雪の降り方が激しくなってきたところです。
奥の端となる駅舎から、ホームは長いです。
|
|
|
雪が降り積もる中のホームと駅名標。
1つ前の駅は鹿ノ谷駅です。
分岐駅の新夕張駅とこの夕張駅間の営業距離は16.1kmです。
駅の数は6駅ですが、有人駅は分岐駅の新夕張駅のみです。
|
|
|
ホームには「夕張の鉄路にありがとう!」が掲げられています。
|
|