当別ダム
北海道当別町~台形CSGの多目的ダム
掲載日2022年8月
(撮影取材日2018年8月)
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北海道の当別町にある当別ダムです。
当別ダムは外観が重力式コンクリートダムのようですが、堤体の断面は重力式コンクリートのように三角形ではなく、台形の形をした台形CSGダムです。
CSGとは、掘削で発生する砂礫を堤体材料に活用していることです。このほか台形の形状からも材料コストを抑えることができるのが、台形CSGダムです。
当別ダムの堤高は52メートルで堤頂長は432メートルです。総貯水容量は74,500千円㎥で、ダム湖は「当別ふくろう湖」と呼ばれています。
上の写真は、当別ダム堤体の近くにある駐車場からです。
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当別ダムの堤体です。
当別ダムの建設目的は、洪水調整の治水、田畑の灌漑用水、水道用水の多目的です。
雨の影響か水が茶色になっているのが残念な取材日でした。
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天端の入口付近においてあります。
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当別ダムの完成は2012年です。
取材日においては比較的新しいダムです。
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天端の幅は広めです。
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当別ふくろう湖です。
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こちらは当別ふくろう湖の奥側を、天端の上から眺めたところです。
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当別ダムの堤体を下流域のほうから見たところです。
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水が勢いよく流れています。
当別ダムには常用洪水吐が計5門、非常用洪水吐が6門装備されています。
水が流れているのは、常用洪水吐5門からです。
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天端から、水が流れている洪水吐を見下ろしたところです。
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ダムの下流域の様子です。
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こちらもダムの下流域です。
対岸のほうには、広場も設けられています。
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ダム堤体の全体像です。
向かって左側のゲート6門(写真では5門まで見えています)が、非常用洪水吐です。
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水の水量が多い計5門の常用洪水吐の様子です。
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さらにその常用ゲートをクローズアップして見たところです。
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