留萌駅(留萌本線)
北海道留萌市~廃止当時の終着駅
掲載日2024年6月
(撮影取材日2019年7月)
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北海道留萌市の留萌駅を取材しています。
留萌駅は留萌本線の駅で、2023年3月に廃止されました。廃止当時の終着駅でもあります。
今回は廃止をする前の、まだ営業中の駅舎を取材しています。
留萌本線は深川市の深川駅から留萌市の留萌駅までを結ぶ、全長50.1kmの路線でした。
撮影取材日は2019年7月でしたが、掲載日においては2023年3月に石狩沼田駅から留萌駅間が部分廃止されています。廃止された区間距離は35.7kmで、駅は全12駅中7駅が廃止されました。
掲載日における留萌本線の全長は14.4kmで、営業駅は5駅だけとなっています。
留萌駅は取材時における留萌本線の終着駅ですが、留萌本線では深川駅とこの留萌駅だけが有人駅となります。
上の写真は留萌駅の駅前から駅舎を撮影したところですが、さすが終着駅かつ有人駅であるところから駅舎が大きく、タクシーも数台とまっています。
強い雨が降る中の取材でした。そのため写真は少々暗めになります。
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留萌駅舎の出入口付近です。
駅舎は大きく、周囲に民家もありますが、人の姿は少ないです。
雨のせいもあるかもしれませんが。
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駅舎の中に入ってきました。
有人駅の雰囲気がたっぷりとしています。
みどりの窓口も併設しています。
有人駅ですが、列車本数は多くありません。
時間帯もあるのか、大きな駅舎でありながら駅舎内に旅客の姿が見えません。
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駅舎内の片隅にある記念品。
エンブレムは「C11 207 すずらん」。
これは1999年にNHK連続テレビ小説「すずらん」が留萌本線で撮影されたことをきっかけに、タイアップで走行させたSLに使用されていたものです。
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その上には「懐かしの留萌本線」と題された写真が貼られていました。
留萌本線は、かつてこの留萌駅を経由して、増毛駅までのびていましたが、ここから増毛駅までは廃線となっています。
増毛駅がまだ営業していたころの写真です。
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留萌鉄道についての資料も置かれています。
留萌鉄道は、留萌本線の駅の1つである恵比島駅から分岐して、昭和駅まで開通させていた路線です。
17.6kmの山までのびるこの鉄道は、炭鉱から産出された石炭を運んでいました。1971年に廃線となっています。
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浅野炭山駅から改名された新雨竜駅の、当時の運賃表です。
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駅舎からホームにでてきたところです。
入場券を購入し親切な駅員さんと会話して、ホーム内を歩きます。
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駅舎側のホームから見る線路の先。
この先はかつての増毛駅方面です。
線路は長くつづきますが、途中に遠くに車止めがあります。
ここから増毛駅までは2016年に廃線となりました。
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その線路の先をながめて。
車止めがありますが、その先にも線路が残っています。
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こちらは駅舎側のホームから見る、深川駅方面です。
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ホームは相対式で2面あります。
向こう側のホームへは跨線橋を使って渡ります。
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向こう側のホームの様子と、そこにある駅名標の様子です。
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駅舎側から見る跨線橋内の様子です。
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跨線橋を渡ります。
跨線橋の先は当然ながら2番ホームになりますが。
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基本的に使用されているのは、1番ホームだけです。
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2番ホームへ降りる階段です。
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反対のホームから駅舎を見たところです。
また雨が強くなってきたようです。
写真にも雨が映りこむくらいになりました。
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かつての増毛駅方面と駅舎の様子です。
ホーム内は広いですが、時間帯のせいかホームには誰もいません。
強い雨の音だけが響きます。
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2番ホームにある駅名標と、水飲み場。
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こちらは跨線橋からガラス越しにみたホーム内の様子です。
この先はかつての増毛駅方面です。
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