旧三井砂川炭鉱中央立坑櫓
北海道上砂川町~立坑として活躍後は実験施設で終える
掲載日2024年10月
(撮影取材日2019年10月)
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北海道上砂川町の旧三井砂川炭鉱中央立坑櫓を取材しています。
三井砂川炭鉱中央立坑櫓は、三井砂川炭鉱で活躍していた立坑です。
深部採炭を目的に造られた立坑で、1987年まで使用されていました。
同年に三井砂川炭鉱は閉山されています。
その後、地下無重力実験センターとして利用されることになりました。
700m以上の高さを利用し、立坑内にカプセルを落下させて10秒間の無重力状態を作り出す施設として利用されることになりました。
しかし実験活用に限りがあることから、2003年に廃止されました。
上の写真は三井砂川中央立坑櫓の出入口付近から撮影したものです。
炭鉱の立坑から第二の人生である「地下無重力実験センター」の看板があります。
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こちらは立坑櫓を撮影したところです。
周囲は立ち入り禁止になっています。
高さがあることから上砂川町のシンボルにもなっています。
けれども特に観光地化されているわけではありませんでした。
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立坑櫓の地下への入口付近。
2つの人生から完全に使用されなくなって16年、静かに残されています。
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立坑櫓の上部。
JAMICとは、地下無重力実験センターのことです。
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