旧増毛駅
北海道増毛町~高倉健主演映画の舞台の1つ
掲載日2023年12月
(撮影取材日2019年7月)
|
|
北海道増毛町の旧増毛駅を取材しています。
旧増毛駅は、かつて留萌本線の終着駅でした。
留萌本線は深川駅から留萌駅を通り、ここ増毛駅まで通じる路線でした。
しかし2016年12月に留萌駅から増毛駅の間が廃線となり、ここ増毛駅は廃駅となりました。
(撮影取材日の2019年7月において、留萌駅は営業しておりましたが、2023年3月に留萌本線の一部区間である石狩沼田駅と留萌駅の間が廃線となっています。)
現在増毛駅は開通当時の駅舎に復元され、駐車場も整備された上で残されています。
また増毛駅とその周辺は、高倉健主演の映画「駅 STASION」の舞台となったことでも有名です。
上の写真は増毛駅の駅舎の様子です。
あいにくの雨で、それも強めの雨のため写真にも降り注ぐ雨が写りこんでいます。
|
|
|
古めかしい雰囲気のある駅舎が復元され、その駅舎の中には、今はお店が入っています。
|
|
|
駅が廃止された後の、駅舎の中の様子です。
強い雨のため、この日は人が少なめでしょうか。
|
|
|
駅舎の一角には、ここが営業されていた駅であったことを残す場所がありました。
|
|
|
その中の備品類の1つ。
|
|
|
「95年間ありがとうございました。」と書かれた下には写真パネルも飾られていました。
留萌本線の全長は66.1キロメートルでしたが、廃線となった留萌駅と増毛駅間は16.7キロメートルです。
廃駅となったのはここ増毛駅を含めて8つの駅です。
|
|
|
再び外に出たところです。
増毛駅の駅舎ですが、駅舎のすぐそばに車止めがあります。
|
|
|
重厚感のある雰囲気に復元されている駅舎と車止めの様子です。
駅舎の先にホームが見えます。
|
|
|
ホーム側から見る駅舎の全体像です。
廃線時は線路が1本だけで、ここに到着した列車はそのまま折り返して留萌駅方面に向かっていました。
増毛駅はニシンで栄えた増毛町の貨物輸送の要でしたが、その当時はいくつもの留置線がありました。
駅舎前の広い敷地はその栄えていた頃を語っています。
|
|
|
駅舎と一緒の残されている駅名標です。
増毛駅の前は箸別駅でした。
留萌駅から数えて、瀬越駅、礼受駅、阿分駅、信砂駅、舎熊駅、朱文駅、箸別駅、そして8つめの駅が増毛駅でした。
|
|