旧檜山爾志郡役所
北海道江差町~役所と警察署を兼ねた歴史的建造物
掲載日2023年10月
(撮影取材日2019年6月)
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北海道江差町の旧檜山爾志郡役所を取材しています。
旧檜山爾志郡役所は、檜山郡と爾志郡を管轄するための役所として、1887年に建てられました。
その後は警察署を兼ねるようになり、また江差町役場分庁舎などに使われ続けました。
1992年には北海道の有形文化財に指定され、北海道内で唯一現存する郡役所となっています。
現在の建物は修復工事を行ったうえで、1998年から一般公開をしています。
そんな旧檜山爾志郡役所は、江差町の通称いにしえ街道に沿った高台の上にあります。
上の写真はその旧檜山爾志郡役所の建物の様子です。
旧檜山爾志郡役所は、「きゅうひやまにしぐんやくしょ」と読みます。
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西洋建築で2階にはバルコニーがあります。
建物の中は資料の展示室になっています。
開館時間があり、また入館料も発生します。
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建物の中に入ったところです。
1階の入口付近の様子です。
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模型がありますが、これは棟上げ式の様子を再現したものです。
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旧檜山爾志郡役所についての説明がパネルと模型で置かれています。
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旧檜山爾志郡役所の模型の様子です。
建物の隣にある小さな小屋のようなものは、警察署を兼ていたときに使われていたものです。
この中には留置場がありました。
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建物の壁には布のクロスが貼られているところがあります。
これは修復工事を行っている間に発見された布を再現したものです。
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その布の飾りの様子です。
こちらの布は菊華文の柄です。このほかにもいくつかの柄の布クロスが貼られているところがあります。
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布クロスが貼られた壁と天井の様子です。
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こちらは建物の2階にあるバルコニーからの眺めです。
建物は高台にありますが、その下をいにしえ街道がとおっています。
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バルコニーからいにしえ街道沿いに「旧中村家住宅」も見えます。
旧中村家住宅については、下記から掲載ページに移動します。
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海岸に沿った風景です。
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こちらは2階の展示室の一部です。
「江差町の五月は江戸にもない ニシンの繁栄が息づく町」と書かれたパネルがありました。
江差町はこの名称のストーリーにより、2017年に日本遺産に認定されています。
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その下に日本遺産の認定証もありました。
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雰囲気ががらりと変わりますが、1階に戻ってきたところです。
人かと思えば人形です。結構リアルに、静かに事務担当をしているように見えます。
ここからは建物に隣接している留置場になります。
警察署を兼ていたときに使われていたところです。
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その留置場にある独房の様子です。
鍵の造りは単純そうに見えます。
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扉が開くところがあります。
そこから中の様子を見ることができます。
コンクリート壁に床板が置かれています。その上にざぶとんのようなものが1個置かれています。
独房の中には入ることもできます。
床板の上には靴をぬいであがってください。
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中に入って外側を見た様子です。
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留置場の中の様子になります。
独房は扇形に配置されていて、1か所から全ての独房の様子を見られる造りになっています。
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留置場の出入り口から出たところです。
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