開陽丸
北海道茅部郡森町~傾いた木造駅舎、渡島沼尻駅(函館本線)
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撮影取材日 2015年10月
北海道茅部郡森町から、渡島沼尻駅(函館本線)です。
渡島沼尻駅は、函館本線の中にある駅で、鹿部駅と渡島砂原駅の間にあります。
1945年6月に信号場として開業したのが駅の始まりとなっています。
そのような経緯から乗客が少ない駅ですが、ホームは長い複線になっていて、大編成の列車が交換できるようになっています。
しかしそのわりにはホームの長さが列車1両分しかありません。
上の写真は渡島沼尻駅の駅舎の前からです。
駅舎は木造駅舎で開設当時からのもののようです。
補修をされながら今まで使われています。
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渡島沼尻駅の駅舎に近づいたところです。
古い木造駅舎は傾いていて、倒れるのを防ぐために2本の柱でおさえられています。
写真では「渡島沼尻駅」と書かれた看板の両側あたりから柱で支えられているのが見えます。
駅のわりに駅舎が大きいのですが、作業用として使われているため、乗客はホーム側の入口から入ることができません。
乗客用の待合室は、駅舎に向かって右側の扉のなかです。
狭い待合室にベンチが置かれています。
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反対側のホームを見たところです。
駅名票には「おしまぬまじり」、次の駅に「しかべ」、「おしまさわら」とあります。
乗客が少ない駅ですが、この駅では単線から複線になっています。
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駅舎のそばから見た様子です。
正面に見えるのは駅舎側のホームです。
ホームは写真のように砂利になっています。
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駅舎側のホームにあがったところです。
この先の駅は渡島砂原駅(森、長万部方面)です。
当初は乗客の乗り降りよりも信号場として開業したためか、ホーム上は砂利のままです。
1945年の終戦間際に開業したことが始まりの渡島沼尻駅ですが、信号場として開業したところから、当時アメリカ軍の戦闘機による空襲を受けたという記録も残ります。
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そのホーム上から見た反対側のホームと複線のレールです。
乗客が少ない駅のわりに、広い感じを受ける駅構内です。
長い複線が続きますが、ホームの長さは列車1両分ほどです。
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こちらは鹿部駅方面(函館方面)の様子です。
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