南大夕張駅(旧三菱大夕張鉄道)
北海道夕張市~北海道最後の私鉄、南大夕張駅(旧三菱大夕張鉄道)
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撮影取材日 2015年9月
北海道夕張市から、南大夕張駅(旧三菱大夕張鉄道)です。
南大夕張駅は、旧三菱大夕張鉄道の駅の1つです。
旧三菱大夕張鉄道は、清水沢駅から大夕張炭山までの6駅を結んでいました。
最初は1911年に清水沢駅から南大夕張駅まで開通し、1929年に大夕張炭山まで開通しました。
主に石炭輸送に活躍していた鉄道で、その後閉山等により一部廃止をされながらも北海道最後の私鉄として残っていました。
しかし1987年に廃線となっています。
総延長は17.2kmで、6駅がありました。
南大夕張駅は、清水沢駅から3つ目の駅にあたります。
上の写真は、旧南大夕張駅からです。
駅のホームに停車しているかのように保存車両が置かれています。
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旧南大夕張駅ホームの上から撮影。
ホームの後ろ側から保存車両を撮影しているところです。
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保存車両の先頭を、後ろ側から撮影したところです。
車両は三菱大夕張鉄道保存会により保存されています。
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先頭車両を前側から撮影。
先頭はラッセル車です。
特徴的なラッセル車です。
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ホーム上に立っている駅名票です。
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車両の後部は石炭を運搬する石炭車(貨物車)です。
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こちらは客車の車内の様子です。
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こちらは少し移動をしたところで、シューパロ湖周辺の様子です。
右側を通るのは旧国道で、このあたりは水位の変動により湖に沈みます。
写真の中央下は、廃線跡になっています。
旧大夕張駅から大夕張炭山駅に向けて2つめの千年町駅付近ですが、下の廃線跡の中央あたりにはオレンジ色の橋梁が少し見えています。
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そのオレンジ色の橋梁をクローズアップで。
角度を変えて、クローズアップしているところです。
かつての橋梁上には20羽ほどのアオサギがとまっていました。
この橋梁は「旭沢橋梁」で、三菱大夕張鉄道の遺構として知られています。
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撮影の場所を変えて。
旧旭沢橋梁の全景です。
木々によって隠れていますが、トラスが逆向きになっている珍しい構造をしています。
沢は深いですが、そこから伸びる橋脚も湖の水位によって沈んでしまいます。
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