奥沢ダム
北海道小樽市天神~廃止された小樽の水がめ、奥沢ダム
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撮影取材日 2012年5月
北海道小樽市天神から、奥沢ダムです。
奥沢ダムは高さが28.2メートルで、長さが234.5メートルです。
構造はアース式です。
1914年に完成した、道内最古の水道専用ダムです。
しかしながら、2011年にダム堤体に陥没箇所が見つかったことから、廃止がされたダムです。
写真は奥沢水源池の上を通る、ちょっとした脇道です。
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脇道から小さく見える取水塔です。
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取水塔を少しアップで。
役目を終えた取水塔です。
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奥沢ダムの洪水吐には特徴があります。
それは階段式溢流路になっていることです。
それは「水すだれ」として有名です。
この水は、その水すだれへ流れていきます。
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奥沢ダムの水すだれを、上から見たところです。
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水すだれと、水路が合流しているところです。
右からの水路は、奥沢ダムを削って造られたものです。
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視線を右へ。
ダムを削って、あらたに造られた水路です。
削った部分には青いシートがかけられています。
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奥沢ダムの正面です。
V字型に削られています。
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廃止のため削られる前は、点線のところにダム堤体が存在していたことになります。
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奥沢ダムで有名は、水すだれです。
10段の水階段です。
ダムの水を流す洪水吐ですが、水の勢いを抑えるために10段の階段状に造りました。
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水すだれの上のほうを。
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水のすだれをアップで。
すだれのような縦じまの流れができるのは、縦長の石と短い石が交互に配置されているからです。
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