旧新得機関区転車台
北海道虻田郡ニセコ町~ニセコ町で復活していた転車台、旧新得機関区転車台
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撮影取材日 2016年11月
北海道虻田郡ニセコ町から、旧新得機関区転車台です。
旧新得機関区転車台は、新得町の新得駅にあった機関区の転車台です。
機関区には、機関庫などがあり機関車の整備などが行われていました。
転車台は機関庫の前に設置され、機関車の方向転換を担っていました。
かつての新得町は鉄道の町であり、このような機関区が置かれていました。
その新得機関区も、貨物の鉄道輸送からトラック輸送への時代的転換などから、1985年に廃止されています。
上の写真は、雪が降り積もる中の転車台を遠くから撮影したところです。
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転車台に近づいたところからです。
1971年に廃止されていたSL、「急行ニセコ」は1988年に限定運転という形で復活します。
「C62ニセコ号」として復活したSLですが、ニセコ駅には転車台がなかったためにニセコ駅までの延長ができませんでした。
そこで1990年に、すでに廃止されていた新得町の旧新得機関区から、転車台をニセコ町のニセコ駅に移設しました。
そしてC62ニセコ号のニセコ駅までの延長運転が始まりました。
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上の写真は、転車台の前から撮影したところです。
薄く雪が積もっています。
復活したC62ニセコ号は、1995年にその運転を止めています。
同時にこの転車台も運転を止め、今はここニセコ駅のそばで展示保存されています。
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転車台のすぐ横には、現在運用されている函館本線がとおっています。
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転車台の前には、ニセコ駅のホームが見えます。
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