木彫り熊発祥の地
北海道二海郡八雲町~木彫り熊発祥の地
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撮影取材日 2014年9月
北海道二海郡八雲町から、木彫り熊発祥の地です。
八雲町は、木彫り熊発祥の地として知られています。
1921年にスイスで購入した民芸品をもとに制作が始まったとされています。
その後技術を磨き、「熊彫」ブランドを広げました。
写真は「木彫り熊 北海道発祥の地」の碑です。
敷地内には2014年にオープンした「八雲町木彫り熊資料館」があります。
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こちらは先ほどの碑のとなりに建っている銅像です。
「徳川さん」とあります。
スイスから木彫り熊を持ち帰り、その制作を八雲の農民に奨励した「徳川義親公」の銅像です。
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八雲町木彫り熊資料館の中の一部です。
北海道第1号の木彫り熊や、そのモデルとなったスイスの木彫り熊が展示されています。
また、1926年から旭川で制作され始めた木彫り熊など、他にも様々な木彫り熊が展示されています。
八雲の木彫り熊はスイスの流れを受け、旭川の木彫り熊はアイヌの流れを受けているともいわれます。
北海道第1号の木彫り熊などは、撮影が禁止されていますのでここでは掲載していません。
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木彫り熊には、大きく分けて2つの種類があります。
それは「毛彫り」と「面彫り」です。
毛彫りは、毛を彫った木彫り熊の総称をいいます。そして面彫りは、抽象的に表現をします。
八雲の毛彫りの特徴は肩の盛り上がったところから放射状に彫る方法です。
面彫りは八雲オリジナルの彫り方です。
写真はその面彫りの熊で、カットした面で表現をします。
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